183-衆-法務委員会-17号 平成25年06月11日
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○河野(正)委員 ありがとうございました。
非常に厳しい現状があると。一部執行猶予で出したとしても、それをきちんと請け負って社会復帰につなげていくという形がなかなかとれないということだと思います。いみじくも今、経済的インセンティブの問題も言われましたけれども、やはりきちんと予算を組んでやっていかないといけない問題じゃないかなと思います。
そして、違法ドラッグ、いわゆる脱法ドラッグとか呼ばれるような問題がございます。
今国会でも関連法の改正案が可決、成立いたしておりますが、覚醒剤に類似したような薬物が町で容易に手に入るという環境にあるんじゃないかなと思います。これは日本薬剤師会などでも大きな問題として提起されていると思うんですけれども、法整備について、このままで十分と考えられているのかどうか、政府の見解をお尋ねいたしたいと思います。
○とかしき大臣政務官 河野委員の御質問にお答えさせていただきます。
委員御指摘のとおり、先日、議員立法にて脱法ハーブの薬事法等改正法案が今国会で成立いたしまして、五月十七日に公布をされました。これによりまして、指定薬物は六十八から八百七十六に取り締まりが強化されまして、そして指定薬物の取り締まりの権限が追加をされ、物品の収去権限の追加、こういったものも内容として盛り込まれております。
違法ドラッグというのはイタチごっこでありまして、次々とあらわれてまいりますので、やはりこれをしっかり速やかに指定薬物として指定することがとても大切であります。ですから、今回は、海外で流通している物質を国内で流通する前に予防として指定してしまうとか、化学物質が類似している場合、これを網羅的に規制できるようにさせていただいたのが大きな特徴です。
このほかにも、本年の二月に開設いたしました、あやしいヤクブツ連絡ネット、ぜひごらんになっていただきたいと思いますけれども、このホームページ自身の方が怪しいとも言われておりますけれども、違法ドラッグを利用することの危険性について、国民の情報提供及び啓発することを目的といたしておりまして、これらの政策を取り合わせて対策をどんどん強化していきたい、このように考えております。
ありがとうございます。
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○河野(正)委員 ありがとうございました。
非常に厳しい現状があると。一部執行猶予で出したとしても、それをきちんと請け負って社会復帰につなげていくという形がなかなかとれないということだと思います。いみじくも今、経済的インセンティブの問題も言われましたけれども、やはりきちんと予算を組んでやっていかないといけない問題じゃないかなと思います。
そして、違法ドラッグ、いわゆる脱法ドラッグとか呼ばれるような問題がございます。
今国会でも関連法の改正案が可決、成立いたしておりますが、覚醒剤に類似したような薬物が町で容易に手に入るという環境にあるんじゃないかなと思います。これは日本薬剤師会などでも大きな問題として提起されていると思うんですけれども、法整備について、このままで十分と考えられているのかどうか、政府の見解をお尋ねいたしたいと思います。
○とかしき大臣政務官 河野委員の御質問にお答えさせていただきます。
委員御指摘のとおり、先日、議員立法にて脱法ハーブの薬事法等改正法案が今国会で成立いたしまして、五月十七日に公布をされました。これによりまして、指定薬物は六十八から八百七十六に取り締まりが強化されまして、そして指定薬物の取り締まりの権限が追加をされ、物品の収去権限の追加、こういったものも内容として盛り込まれております。
違法ドラッグというのはイタチごっこでありまして、次々とあらわれてまいりますので、やはりこれをしっかり速やかに指定薬物として指定することがとても大切であります。ですから、今回は、海外で流通している物質を国内で流通する前に予防として指定してしまうとか、化学物質が類似している場合、これを網羅的に規制できるようにさせていただいたのが大きな特徴です。
このほかにも、本年の二月に開設いたしました、あやしいヤクブツ連絡ネット、ぜひごらんになっていただきたいと思いますけれども、このホームページ自身の方が怪しいとも言われておりますけれども、違法ドラッグを利用することの危険性について、国民の情報提供及び啓発することを目的といたしておりまして、これらの政策を取り合わせて対策をどんどん強化していきたい、このように考えております。
ありがとうございます。
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